東空落星

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水の中で初めて後ろ回りができた。

昔できなかったことができると、感動しますよね。
まぁ、鼻に水はいってすごい事になりましたけどねw
他で言いますと、将棋が上手くなってたり。
そんなわけでss。久々に甘いの書いた気がします。
…甘いって、何だっけ…。
ラストが無理矢理なのは、久々だからで(ry


ただいま執筆中の衣玖ssは、ラストの部分しか浮かばないし。
やばいですねーw










「七夕と聞いて、やって来ました!」

「お門違いだ、帰ってくれ」

「そんな!?」

もう、過ぎてないか?
七夕から何日か過ぎた後、魔界神が僕―――森近霖之助の店にきた。










「それで?何故君がここに?」

「いいじゃないですか、そんなこと」

ぶぅ、と頬を膨らまし、そっぽを向く。
彼女―――神綺は七夕だから、とやって来たが、すでに今日は七夕ではない。
彦星と織姫は、今頃せっせと仕事しながら次の七月七日を待っているはずだ。

「分かっていると思うが、今日は七夕じゃないよ?」

「……実を言いますと」

彼女が言うには、七夕の日を狙って幻想郷に来たらしいのだが、時空の歪みからか、かなり遅れてこっちの世界に来てしまい、間に合わなかったとのことだ。
不思議に思うが、魔界から幻想郷には一体どうやって来ているのだろう。
確か初めて会った時は、
『変なトコ出ちゃった?』
とか言いながら木に引っかかっていたが。
毎回、違うところに飛ばされるのだろうか?

「なるほど。それで、君は何故この店に?普通なら、行くのはアリスの家じゃないのかい?」

回想から帰還し、神綺に問いかける。
彼女が七色の人形遣い―――アリス・マーガトロイドの母親であることは、本人から聞いたことがある。
既に行ったあと、とは考えられない。それなら、神綺は今日が七夕じゃない事にとっくに気づいているはずだ。

「えっ?あ、あの、その……。アリスちゃんは、もう親から独立できているんで、大丈夫なんです!」

「いや、しかし……。子の様子を見に行くというのも親の大切な義務じゃ……」

「いいんです!私は、あなたに会いたくてここに来たんですから!」

「は?」

一瞬、何を言われたか分からず、思考が停止する。
それを再起動させたのは、他ならぬ神綺である。

「あ、べ、べつに変な意味ではないです!ほ、本当です!」

「え?」

「ひ、日ごろからアリスちゃんがお世話になっているので、お、親の私が何か、お、お返しでもと」

「あ、ああ。そういう事かい」

手のひらを前に突き出し、ぶんぶんと横に振る神綺。
お返しとは。律儀な母親さんだ。
しかし………。

「あの子は立派に生きているよ。僕は何も手助けなんてしてない。時々来る彼女に、糸と綿をサービスするだけだ。だから、お返しなんていらないよ」

「だ、駄目です!」

「だ、だから………」

「駄目ったら、駄目なんです!」

「………」

どうも、聞いてくれそうにない。
ぐい、とこちらに歩みよってくる。

「……いったい、何をくれるんだい?」

これは、諦めるしかないようだ。
ため息をつく。
彼女はこちらを見つめると、言った。

「いえ、私のは、物などではありません」

「?」

「あなたの、願いをかなえます!」

「……それは、七夕、と関係しているのかな」

「はい。七夕は願いが叶うよう祈る日でしょう?私は神です。人の願い程度、いくらでもかなえられます!」

「………」

「さぁ!願いを言ってください!」

これは困ったことになった、と渋い顔をする。
しかし、これは悪い話ではない。
彼女の力を使えば、大抵の事はできる。
店がボロければ、立て替えてもらえるだろうし、
物が無ければ、作ってもらえるだろう。
しかも彼女はそれを、無償でやってくれるというのだから、これほどいい話はない。
だが……。

「…………」

「どうしました?決まらないなら、いつでもいいですよ。結果的に七夕は過ぎてしまっているし、期限なんてありませんから………」

「いや、決まったよ」

「え!本当ですか!」

「ああ」

何故か目を輝かせている神綺。
でも、これが一番いいと思える。
この、願いの方が。

「今すぐ、アリスの家に行って久々の団らんを楽しんできてくれ」

「え、でも、それじゃあ、霖之助さんにはまったくの利益が……」

「いいんだ」

「………わかりました」

そう言うと、神綺は店を出て行った。
その小さな肩が、何度もこっちを振り向いたが、やがてその姿は見えなくなった。















「ふぇ?ん。アリスちゃん?」

「ちょ、お母さん!?」

「霖之助さんの願いをかなえて好感度あげようと思ったのに?」

「………一応、ここに来たのもあの店主の願いをかなえたことになるんじゃないの?」

「はっ、盲点だったわ」

「お母さん……」

「霖之助さん、私のこと好きになってくれたかしら?」

「さぁ?七夕当日になっても、恥ずかしいから会いに行けないとか言って、結局何日も後に幻想郷に来たんだもの、わからないわ」

「なななななななっ!?あ、アリスちゃんどこでそれをっ!?」

「時空の歪みのせいとかうそぶくなんて、やるわねお母さん」

「あ、アリスちゃんのいじわるっ?!」




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