東空落星

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大丈夫大丈夫。たぶん怒られない。

『私が写したいのは、きみっ!』



た、ただのパクリタイトルだ……。


なんだか色んな方から言ってくれたのでとりあえず公開してみる。ヤンデレ文。
とりあえず、こういうssは公開してもいいものなのだろうか……。
まぁヤンデレですよ。知っている人は知っている。ショタな霖之助と射命丸アヤンです。
めっさ変なタイトルですいません。
ヤンデレ度ですか。私がネットから焼却処分されそうなネタを使っちまったってとこです。
まぁ、グロはないんじゃないかしら?たぶんですけど。
話がすごいおかしい気がぷんぷんするけど、きにしないでやってください。

一週間のPC争奪戦はきびしかったなぁ。
拍手返信はまたあとで。
こんにちわ!
天狗新聞統括本部でございます!
我が天狗一族は様々なジャンルの新聞を作っており、老若男女どんな方にでも興味が持たれるよう、日々努力しております!
それで、どんなジャンルの新聞を?コミカル系ですか?事実を淡々と述べているだけの新聞もありますよ。
……え?もう決めている?ははあ。それはそれは。すでに決定済みでしたか。
ちなみに何という名前でしょうか?……はい。文々。新聞ですね。
………あれ?………ちょっと、お待ちくださいね。
…………………。
すいません。そのような名前の新聞は、現在この天狗の山にて『発行されておりません』。
失礼ですが、その新聞の製作者の名前を教えていただけませんか……って、ちょっと!?
……あーあ。行っちゃった。見つからなかったからって帰らなくてもいいのに。
………あれ?昔、そんな名前の新聞の発行記録があったような……。









ふぅ、と一つ深呼吸。
大丈夫、今日はただの取材だから。何事もない。
そう考えながらも、ついつい期待もあったりしてしまう。
そんな自分に恥じらいながら私―――射命丸文は香霖堂の扉を開けた。


「こんにちわー!毎度おなじみ文々。新聞ですー!」

「やぁ、君か。久々だね」

「はい!この頃はネタ探しに奔走していたもので!」

「君の新聞はいつも楽しみにさせてもらっているからね。また読むことができて、嬉しい限りだよ」

「え……。そ、そんなことありませんよ。私の新聞はそんな面白いものじゃ……」

「いやいや、謙虚になることはないよ。君の新聞は一つ一つ凝っていて、読んでいてとても面白いよ」

顔が赤くなるのを感じる。
まったく、何故この人はこんなことを真顔で言ってくるのだろうか。
……とっとっと。いけないいけない。今日は新聞を渡す以外にも用があった。

「はい、どうぞ。今日発行したばかりの文々。新聞です」

「ああ、ありがとう」

「それで、今日はお願いしたい事があるんですよ」

「ん、何だい?」

「実は、新聞の取材を頼みたいんです」

「取材、か……。それほど気も進まないが、君の頼みなら、仕方ないな」

「本当ですか!ありがとうございます!」

ふぅ、とため息をつく店主さん。
それでは、お願いしますね。
貴方がそう言ってくれたから、私もふんぎりがつきました。

ぱしゃぱしゃ

シャッターを切る。
断続的な光が彼を襲う。
彼のすぐそばでの写真撮りに興奮しているところで、私は気づいた。
彼が、眉をひそめていることに。

「あれ?どうしたんですか霖之助さん」

「いや……。何故君は、先ほどから写真しかとっていないんだい?」

「ああ。それですか」

すでに、手と足の指を合わせても数えられないぐらい写真を撮っている。
新聞の取材の筈なのに、インタビューが何もないのだ。
確かに、不思議に思われるかもしれない。
まぁ、それでもいいんですがね。

「何言ってるんですか。これは特集の写真用です。ほら、笑って下さいよ」

「………これで、いいかい?」

ため息をつきながらも、ぎこちない笑みを浮かべてくれる店主さん。
ははは、それでもいいですよ。

「いいですね、いいですよ」

「……それで?インタビューはまだかい?」

飽きてきたのだろう。勘定台に置いてあった本に手を伸ばす。
―――、ダメですよ?

バチッ!

「ッ!……一体何のつもりだい」

「だって、まだ撮影中ですよ」

赤く腫れた手を逆側の手でさすりながら、こちらを睨んでくる霖之助さん。
私が、本に伸ばしたその手を、叩いたのだ。

ぱしゃり、ぱしゃぱしゃり

「いいですねぇ、その表情!いつもの無愛想な姿からは思いつかないその表情!」

「………文君。君は一体何を」

次の瞬間、彼の眼が驚愕に見開かれた。
それもそうだ。だって、『いきなり何かを口に放り込まれたのだから』。
彼の口に手を突っ込み、奥まで行ったところで、持っていたそれを手放した。
私の俊足がこんな所で役に立つなんて、思ってもみませんでしたよ。

「ほら、早く呑み込んでください。水なしで呑めるやつですから。ほら早く」

顎を両手でつかみ、上を向かせる。
それにより、喉頭の部分と胃へとつながる食道が直線となる。

「な、何を………」

薬が、胃のあたりに届いたようだ。
どくん、と彼の体が身じろぎする。
そして、苦しそうにうずくまる。

「いいですねぇ、その苦悶に満ちた表情。身もだえします!」

ぽん

ファンタジーチックな音がしたかと思うと、ピンク色の煙幕が辺りを包む。
全てを包み込むような煙幕は、私に彼の姿を見えなくさせた。
血眼になって彼を探す。
しばらくすると、煙幕がおさまってきた。
そしてそこにいたのは―――

「ここどこー?」

小さくなった―――もっと言えば幼児化した霖之助さんだった。

「ふふふふふふ。さすが竹林の薬師の薬。盗んできたかいがありました」

「お姉ちゃん、だれー?」

「……おや。肉体だけでなく、精神まで幼くなってしまいましたか」

小さい瞳でこちらを見つめてくる霖之助さん。
服は小さくなるわけないのだが―――何故か今の彼はぴったりのサイズの服を着ていた。
さすが、天才といわれるだけはありますね。

「お姉ちゃん、だれー?」

「私ですか。うふふふふふふ。文です文」

「あや、お姉ちゃん?」

「あはははは。やっぱり可愛いですねぇ。普段の霖之助さんはそんな可愛らしい顔はしてくれませんから」


ぱしゃりぱしゃり

「ひゃっ!」

びくりと、シャッターを切る音にすくみあがる霖之助さん。
もしかして、見たことが無いのかしら?

「おや、びっくりしてしまいましたか。大丈夫よ。あなたの写真を撮っているだけだから」

「しゃしん………?」

「ええ。ほら、笑って笑って」

ぱしゃりぱしゃり

大人のときの彼を写す時より、少し腰の位置を下げてから、シャッターを切る。
断続的な光の嵐が、彼の網膜を襲う。
幼い時から目が悪かったのか、彼は痛そうに眼を瞑った。

「目、めぇがイタいよぉ……」

「ああ。いいですよぉ。目をつぶった時に、その眉間に刻まれる皺さえも、あなたの可愛さを増大させるエッセンスにしかなりえません」

「えっせんす……?」

「ああ。なんでもないわ。こちらの話よ」

ぱしゃりぱしゃり

「さて。真正面から撮ったのは一通り済みましたね。大人のときのだけど、すでに盗撮したお風呂場や寝顔のやつも現像済みだし……」

「……お姉ちゃん?」

「ああ、そうですね。まだ撮ってない表情のもありましたね。忘れるところでした」

ことん、と勘定台にカメラを置く。
幼き霖之助さんはそれに興味があるのか、置かれたカメラを見つめている。もともと道具とかが好きだったのね。
その小さな手が、カメラに接触しようとした寸前、

ドスッ

「うげぇ」

一拍の、短い叫びがこぼれると、その叫び声を発した小さな銀髪の少年は、後ろの壁に激突した。
あの時、彼が手を伸ばした瞬間、その未発達の横っ腹に私が蹴りをぶちこんだのだ。
私の脚は吸い込まれるように彼の懐に入って行き、そのまま直線上に吹っ飛ばした。

「う、げほっ、あがっ……」

かわいそうに、彼は腹を押さえながら血反吐を吐き、そのあまりの痛さに耐えることができず、泣いていた。

「な、あぐっ、なに……おごっ」

「それよ、それ!」

すかさず、蹴りをぶち込むために邪魔だったから置いておいたカメラを手に取り、彼に近寄る。

ぱしゃりぱしゃり

そして、撮った。
泣きじゃくる彼の顔。
その双眸から流れ出る涙。
口から出る、一筋の血。
腹を押さえる彼の幼い手。
現状を理解できず、なぜこうなったかを必死に痛みと戦いながら考えるその姿。
全部。全部。全部。

「その苦しみに満ちた表情。いいですねぇ!大人の状態の店主さんの苦しむ顔は、毎日毎日一日に一回は頭の中で思い浮かべてましてね。もうそれほど希少価値は無くなってしまってたんですよ。それで、店主さんを子供にしてみたら、また別の何かが生まれるのでは……と思っていたのですが、いやぁ大成功ですね」

「あ、ああ、うぐぅ・・・」

ほら、堪えないで。もっと鳴いてくださいよ、ぴーぴーぴーぴー。。映えないじゃないですか」

ドゴッ

「あがっ!」

その腹に土ふまずをぐいぐい押しつけ、あおむけにさせる。
肺にあった空気が押し出されたからか、彼は鎖骨あたりを苦しそうにひっかいていた。

「うぅううぅ…あ、ああ………」

ぐりんと目が上のほうを向き、口から泡が出始める。
うふ、ふふふふふ。

「だいじょうぶ。あなたの全部を写してあげるから」

すでに意識はないであろう彼の顔に、私はシャッターを切った。
彼の幼い指は、私の足をつかんでいた。
















彼の写真は私だけのもの。
だから、ほかの天狗に彼が見つからないように、彼を私の家に連れ込んだ。
私が撮る写真は彼だけ。
ほかの人の写真を撮るのはもううんざりだったし、新聞を作るのもやめた。
彼に寄り添っていいのは私だけ。
あの薬は失敗作だったのか、彼は全然成長しない。子供のままだ。
もしくは幼児化の薬ではなく、若返りの薬だったのかもしれないが、どうせ同じことだ。
ああ、今日もいい顔しているわね、霖之助さん。
私はカメラを持ち、生気が感じられない、幼いままの彼の顔にシャッターを切った。

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