東空落星

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平等院鳳凰堂極楽鳥のま………トージくん最高ぉぉぉぉぉぉぉ!

ええ!言いたかっただけですよ!アニメ録画毎週してましたよ!座右の銘は友情パワーです!
人付き合いが下手で何が悪いいいいいいいい!
………すいません、暴走してました。


そういうわけで、拍手にてフラ霖の続きをリクしてくれた方がおられたのでss。
今回はグロ表現入れてないはずです。入ってないはずなのです。


『IMOUTOSAMA WONDERFUL WORLD』

なんでだろう……。この頃私は霖之助を前半で出せなくなっている。

「んー………」

夜なのか、朝なのか。
この部屋では、そんな事さえもわからない。
でも、今の私にはそれを知る術がある。
きぃ、と四百九五年分の錆やらホコリやらを、ついこの間までこびりつけていた赤黒い扉がゆっくりと開いた。
部屋から出て、廊下の締め切った窓を見ると、その隙間から微量ながら光が漏れていた。
見るところ、今は朝だという事らしい。いつもなら、私も起きていない時間だ。
今にでも閉じようとするまぶたを指でごしごしやりながら、食堂に向かった。





要点をかいつまんで言うと。
私は、あの部屋から出られるようになった。
もっとも、今度は館という大きな檻に入れられることになったのだが。
しかしそれでも、自分自身の自由が増えたのは変わりない。それはそれで嬉しいことだ。
これも、魔理沙と霊夢のおかげね、と私は内心ほくそ笑んだ。
そして………





「んー………」

「フラン。はしたないわよ」

「はーい」

テーブルのずっと奥側―――咲夜から聞いて知ったが主の座る場所―――に座るレミリアが鋭い眼光でこちらをにらむ。普段ならこいつも寝ているはずだが―――何故か私と同じように起きている。
それにしても、こいつはいちいちうるさい奴だと、まだ眠い目をこすりながら私―――フランドール・スカーレットは思った。
その咽頭を粉々に砕いてやろうか、と思ったりもしたが、そんな事をしたら怒られそうなのでやめておいた。
三人に、だ。

「咲夜」

「何でしょうお嬢様」

ふと気づくと、レミリアの後ろに女が居た。
だが驚くことではない。それが、あの女の『当然』だからだ。
いきなり現れた女―――十六夜咲夜は堂々とした態度でそこにいた。

「今日も出かけるわ。日傘の用意をしておいて頂戴」

「かしこまりました」

言うが早いか、咲夜の姿はすでにそこにはなかった。
私はあの女の、ああいうところが嫌いだ。
何でも完璧にこなしてそうで、欠点なんてないような。
精神が完璧なんだから、肉体は不完全でもいいんじゃないの?
五体不満足にしてやる、と思ったことは多々ある。
しかし、それを実行に移したことは一度もない。

「ねー、お姉さま」

「なぁに、フラン」

「私もお外に出た「駄目よ」」

そう言って、紅茶をすするレミリア。
二人とも起きている朝はずっとこの調子だ。私が願い、あいつが却下する。
確かに、昔よりいろんな表情を見せてくれるようにはなったが、頑固なところは相変わらずだ。

「どうしてダメなの」

「分かるでしょう?あなたのソレは危険すぎる。もっと一般教養を身につけてからじゃないと駄目よ」

「………」

最近のレミリアは(ふざけるな)力のコントロールを身に(殺すぞ)つけろつけろと、うるさい。
そんなことしなくたって(お前を切り裂いて)私は大丈夫(その肉片を口の中に詰めてやろうか)だというのに。

「おとなしく、誰か来るのを待ちなさい。今日あたり、きっとくるわよ」

「本当?」

「ええ。たぶんだけど」

そう言うと、レミリアは席を立った。
いつのまにかテーブルのティ―カップやらがなくなってるのを見ると、咲夜がいたらしい。
勿論、時を止めてのことだと思うが。

「それじゃあね、フラン」

「いってらっしゃいお姉さま」

レミリアの後姿が少しずつ遠のいていく。

「…………」

無防備だ、と思う。
少なくとも、昔のレミリアなら私に後ろを取らせたりはさせなかった。
やっぱり、あいつも変わったのかなぁ、どうでもいいけど。
自分の目の前に出されていた妙に赤い紅茶を飲みほす。
暇になってしまったので、そこらへんをうろつくことにした。




「めーりん」

「え?ふ、フランお嬢様?」

廊下をうろついていると、めーりんに会った。
門番長のこいつが廊下にいるという事は、今は休憩か何かなのだろう。

「今日は、魔理沙は来てないの?」

「ははは。今日は来てませんよ。だから私がここにいるんですよ」

そりゃそうだ、と納得する。
こいつがいなければ、門番隊なんて無いに等しい。
まぁ、魔理沙相手じゃ無駄なんだけど、ね。

「ふーん………」

「昨日盗んでいったばかりですからね。今頃家で実験中じゃないでしょうか」

「昨日、来てたの!?」

「え、ええ。来てましたよ。気付かなかったのですか?」

思わず、歯ぎしりする。
魔理沙が、来ていたなんて。
昨日は部屋でずっと寝ていた。
だから、気づくことができなかった。

「何で、教えてくれなかったの?」

「ええ!?い、いや、私はその、警備に当たってましたし………」

「ふーん………ま、いいや」

めーりんは魔理沙や霊夢ほど強くない。
壊しても、おもしろみがないのよ。

「じゃあね、めーりん」

「あっ、はい。それではまた」

立ち去る時、後ろからほっとしたような溜息が聞こえた。
ソノ安堵、壊シテヤロウカ。
心のどこかでそんな言葉が叫ばれたが、私はそれをかみ殺した。



「つまんないなー。どうせ、あいつは霊夢の所行ってるんだろうし」

結局、私の居場所はここなのか。
長年嫌だと思っていた場所も、自由を手にいれた(あくまで限定的なものだが)今では、唯一のプライベートな場所として、心地よさが出てくる。
自分の部屋に戻った私は、咲夜に替えてもらった新品のベッドの上で、ぴょんぴょん跳ねた。

「ずるいよ、お姉さまばっか」

あいつが外に出かけるとしたら、霊夢の場所しかない。
話でしか聞いてないが、霊夢の家は『じんじゃ』といって、霊夢はそこでお茶ばっか飲んでいるらしい。
私と、弾幕ごっこしに遊びにこればいいのに。

「つまんないなー」

このまま寝ちゃおうかな、私がそう思っていた時。


とんとんとん

音がする。もしかして―――

とんとんとん

トビラからだ。笑みが出る―――

とんとんとん

「やぁ。また来たよ」

人の声だ。低い、男の人の声―――
がちゃり、と扉が開かれる。

「霖之助ーッ!」

「うおっ!?フラン、ストップだ!」

扉の外から現れた人影に飛びつく。
しかしわずかな所で、その人影には避けられてしまった。

「危ない危ない。フラン分かっているかい?その勢いで君が僕に抱きついたら、僕はたぶん死んでしまう」

避けるときに横に移動したため、そのまま壁に張り付いている―――森近霖之助は汗をたらりと落としながら言った。

「えー。大丈夫だよ、霖之助ならッ!」

「いやいや。大丈夫じゃないから」

「うー」

がっかりして、肩を落とす。
でも、内心私は嬉しかった。
霖之助が、また来てくれたから。

「んー!」

「うお。とっとっと……フラン?」

霖之助の大きな胸板に、頬をすりよせる。
少し力を入れすぎたようだ。私に押されるように地面に倒れこむ霖之助。
後ろに手をついてしりもちする霖之助の背中に腕をまわし、そのまま抱きつく。

「ん?」

「やれやれ………」

そっと、私の頭に手が添えられる。
頭を撫でられていると分かった時、私はなんだか顔が熱くなるのを感じて、霖之助の胸に顔を押しつけた。

「ね、ねぇねぇ霖之助!今日は、何してくれるの!」

しばらくすると熱はおさまってきたので、顔を見上げて言った。
自然と、上目づかいになる体勢だ。
パチュリーによると、上目づかいはイチコロものらしい。

「ああ、今日はね………」

その上目づかいには全く気付かず(チッ)何かを考えている霖之助。
ふと、霖之助の左手が左ポケットに伸ばされた。
しばらく待つこと数秒。
出てきた手には、一つながりになった輪が二つくっついたような、変なものが握られていた。

「なぁに、それ?」

「これはね、知恵の輪というやつだよ」

「知恵の輪?」

「ああ。この一つながりになった輪から、こっちの別の一本の輪を取り外せばいいんだ」

「ふーん」

「やってみるかい?」

「うん!」

霖之助に手渡され、組み合った二つの鉄の輪をガチャガチャと動かしてみる。
動かしてみる。
うご、かして。
うご。
…………

「あ????!全然外せないよ?!」

バキンッ

妙な音がする。

「あ」

「おやおや」

見ると知恵の輪は無残にも、粉々に砕け散ってしまっている。
その証拠のように、手に鉄粉がくっついていた。

「霖之助つまんないよコレ?!壊れてるんじゃないの?」

「仕方がないな………よく見ておいてくれ」

今度は右ポケットを探る霖之助。
出て来たのは、やっぱり知恵の輪。しかも、同じ形の。

「こうやるんだ」

かちゃかちゃ、かちゃりり

「わぁ」

次の瞬間には、一つながりだった輪は別々に離れていた。

「何で!?どうして外せたの!?」

「これはね、こうやるんだよ」

外れた知恵の輪をもう一度組み合わせて一つにしてから、私に持たせ、指導していく霖之助。

「……………」

「ここはこうやって………フラン、聞いてるかい?」

「…………うん」

いつの間にか、私は霖之助のことを見つめていた。
あの日―――封印された扉越しに出会った日。
あれ以来、霖之助は何度もここに来てくれている。
友達なんて、いなかった。
家族なんて、いないに等しかった。
そんなときに、霖之助と会った。
そして霊夢や魔理沙たちと会った。
霖之助があの時ああ言ってくれたから、それまで我慢できた。
もしかしたら、と思う。
霊夢と魔理沙と霖之助。
その中で、一番好きなのは霖之助なのではないかと。
わかんないけどね。
でも、こうやって霖之助と居る時間は楽しい。
魔理沙や霊夢とは、弾幕ごっこを通じてでしか遊んだこと無いもん。


「霖之助………」

「どうしたんだい?」

大好き」

「ん?すまないが、もう一度言ってくれるかい」

「ううん?!何でもない?!」

そしてもう一度、私は彼に抱きついた。


















―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


『暑いね懺悔室』
はい。そんなわけで書きあげたフラ霖ですけど、いかがでしたでしょうか?
楽しんでもらえたら、幸いです。
なんか終わり方が、続きがあるみたいな感じなんですがねw
もし誰か言ってくれる方がいらしたら、続きも書いたりしますが、いないですよね、絶対www
脈略も何もないけど、マナガかっこいいマナガ。
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