東空落星

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瞼が瞼が何でもないです。

『サイレントみたいにやってみる……!』



私は地霊殿をほとんど知らないぞー!


ネタ:妄想

話し方:妄想

性格:たぶんこれじゃね?という抽象的かつ反具体的。

無理やり度:ば、馬鹿な……。まだ上昇しているだとっ!?

ジャンル:リクエストss七日ー。

古明地さとりと言えば?:悟り

ssタイトルの元ネタ:前の眼鏡も、好きだった。


時系列を狂わすのが好きなようだな私よ!ちゃんとss書けやあああああああああ!つうかみんなイッチャイッチャさせてええええええ!





昔の私はリバの存在を知らなかった。
……あれ?もしかして、俺、リバのをわざわざ逆にしてリクエストss書かなかったか!?



「…………また君か、とは酷いものです。いい加減、こちらを見てください」

森近霖之助は動かない。

「ここまで来るのも大変な事なのです。仮にも私は地霊殿の主ですから」

森近霖之助は動じない。

「私が心を読めるからって、言葉を発しないのはどうかと思いますよ」

森近霖之助は楽なので本を読みながら話を聞く。














「何故、ここに来るのか? わ、私の勝手です」

私―――古明地さとりは答える。
声さえ聞いたことはないが、何度も来ているだけあって、彼の性格は知り尽くしているつもりだ。
ほんの少しの動揺ぐらいは、ばれはしない。
動揺が大きくなる前に、話をはぐらかそうと口が動く。

「それより、人と話しているのですから本を読むのは止めない? …………動く気さえもありませんね」

私は頬をふくらませ、不機嫌そうに息を吐いた。

「あ、それと。本の文章一文一文に考察するのはやめてほしいわ。 こっちがパンクしそう」

彼女は何も持ってない手持無沙汰な手で、霖之助が勘定台にて読む本を奪い去る。
霖之助は、掴むものが本から虚空になったことに気づくと、一度手の平に感情を持たない視線を送ってから、

「…………」

「いや、そこで違う本に手を出すっておかしいでしょう? その本の前巻? おさらいのために読みはじめないで、こちらの方を見てください」

片手に持つ本をそこらの棚に置く。ここなら、彼が腕を伸ばしても届かない。
そうしてから、また読み始めた本を取ろうと―――

「ち、力を込めないでください」

本の花切れあたりを両手でつかみ、引力を生み出して本を奪取しようとするのだが、彼は私以上の力を用いてそれを阻止する。見ると、本の表紙を彼の五指がしっかりと支えている。

「貴方が人の顔を見ようとしないからです! だ、だから、力を込めない、で……うにゅう」


と、ここでちょっと休憩。手を離して、棚の近くの椅子っぽい物に座る。
顔が上気して、赤く火照っているのが分かる。
それは、この店に入ってきたときからそうなのかもしれないけど。


「強情ね……。そうでもないよじゃありません」

椅子に腰かけた状態で彼を見つめる。
だが、その視線が彼と絡み合うはずもなく、彼は文字を読むばかりで、心も本の内容だらけだ。
一片さえも、私の存在は無い。私は目を細めて、頬をまた膨らます。

と、彼がいきなり立ち上がり、歩き出した。
私が座る方向に向かって。

「え、えっと!?」

口から驚きが発せられ、体がこわばる。まるで、魔法にかけられたように。
その間にも、彼は近づいてくる。

「ひゃ、ひゃう?」

素っ頓狂な声が飛びでて、何をすればいいか分からない。心を読んで何をしようとしているのか見ればいいだけなのだが、それが頭に浮かばない。手の平を横にわたわた振るが、バリケードになるわけでもない。

「ど、どうしたのですか?」

私は、大きくなる動悸を無理やり抑えて言い聞かせるように呟いた。自然に、手が胸を押さえるように動いてしまう。
彼の脚の動きには明確な意思がある。

「あのっ……」

彼の大きな影が私を包み、薄墨色に塗りつぶす。影なんて、日常茶飯事で見ているはずなのに、この影は私の鼓動を高まらせた。

う、うえに……?

急に気恥ずかしくなってきて、私はつい俯いた。もしかしたら、赤く染まっていく顔を見られたくなかっただけかもしれないが。
上にいるだろう彼は、私を見ているのだろうか。見ているとすれば、私のうなじあたりだろうか。私のうなじをきれいだと思ってくれているだろうか?
考えれば考えるほど、顔が熟した林檎のようになっていく。
私は幾ばくの間膝の上で手をもじもじさせていたが、冴えてきた頭が、そうだ心を読めばいいのですと決定を下したところで―――

「…………」

彼の伸びた手が私の後ろの棚に置いてあった本をつかみ取った。
彼の心はやはり続きが気になるとか言っていた。




ちょっと、カチンときました。














森近霖之助は立ち上がり、何故だか下を向いて本を守ろうともしない少女を尻目に、まんまと本を奪い返した。そのまま勘定台に再び座りなおす。
彼女と直接会話したことはないが、まぁ心を読めるとの事なのでこのままでもいいだろうと結論である。

本の表紙を開き、続きの頁を探す。 取られたのが突然だったので頁の方に目をやれなかったのだ。
自分の記憶にある本の内容と一枚一枚の頁に書かれている内容を照らし合わせながら続きを探していると、

「二百頁の七行目からですよ」

「そうか、ありがとう」

ふと聞こえてきたものに従い、その通りに本を開くと、確かにそこまで読んだ覚えがある頁が出てきた。

「………ん」

どこか窓があいているのだろうか、風が彼の髪の毛を揺らす。
本がパラパラ捲れないように、見開きの所を傷がつかないよう軽く押さえたところであるものに気づいた。

「なんだこれは……」

さわさわと、頁の下の方でピンク色の草が踊っている。
彼は、本に挟まっていたのか、そう思いそれを引き抜こうとして―――

「……それは私の髪ですよ?」

膝に猫のようにして座る古明地さとりにジト目で睨まれた。
膝に寝そべるようにして座るそのバランス能力には目を見張るものがある。

「…………なっ」

「ふふふ。初めて貴方の声を聞きました」

「……全く気付かなかったよ。重さも気配も感じなかったし。」

「私は地霊殿の主ですよ。このぐらい、できて当然です」

さとりは上を見上げ、霖之助は下に視線を送る。
初めて、二人の視線が絡み合った瞬間だった。


「……それで、そろそろどいてほしいんだが」

「……やっと言葉を聞けたと思ったら、それですか。そこまで心と言動が一致している人も珍しいですね」

「褒め言葉として受け取ろう。 まぁいい、君がどかないなら、このまま読み始めるまでだ。ほとんど重さも感じしないしね」

「あ、それなら私も読ませていただきます」

そう言ってさとりは上半身だけを起こすと、霖之助の胴に抱きついた。さとりの腕が霖之助の背中に回る。

「……そんな体勢になられると、読みづらいんだが」

「こうすると、心が読みやすいのです。貴方の心を介して、本を読むなど造作もないこと」

ぎゅ、としがみつく腕により一層力を込めるさとり。

「……顔が赤いけど、暑いんじゃないかい?」

「き、気のせいですっ! ほら、早く本を読みましょう!」

さとりは急かせるように、霖之助の双眸を睨んだ。






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小説という駄文 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

さと霖いいですね
なんだか和みます

更新頑張ってください!
2009-01-28 Wed 00:58 | URL | れ~ちゃん #3I.ZHSjQ[ 編集]
これは良いさと霖、心で会話とか普通の人じゃ出来ないです。すごいぞ香霖!

リクエストが可能なら…香霖取り合い合戦とか面白そうですよね。

これからも更新、頑張って下さい
2009-01-30 Fri 06:15 | URL | 放浪もの #-[ 編集]

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