東空落星

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五パーセントの軟弱さと九十五パーセントの病弱さ。

あうー。ま、マジでつらかった……。

健康なんて私の体にないんだぜ。
ああ、それと。とりあえずまたリクエスト募集とかしたいとか思ってたりしてます。いや、かなりおこがましいとは思っているわけですが。
そんなわけで、これからもよろしくお願いします。


ていうことでswikaさんからのリクエスト、もこてるですよ。
もう前過ぎて完璧に忘れられているだろうがそれでも書く私。
ウハ、私きめぇ。そしてswikaさんごめんなさい。


で、今思えばこのサイト久々の霖之助なしでのssです。
うまく書けている気はまったくありませんが、まぁよかったら見てやってください。
ハハハー。やる気があるのにそう見えないー。しかも最後らへん力尽きてないか?
あれだ、もうなんか甘くしたかった。だからキャラ崩壊した。そして二次的なのを入れた。




『ほとばしれ、ホウライザンの大噴火』











「だるいわ」


「三日間自分の部屋に閉じこもって三食だけは襖の前に置いとけばいつのまに食べているというぐうたら素敵ライフを送っていた癖にそんな言葉を放つお口はどれかしら?」

「なに言ってるの、私しかいないじゃない」

当然と言わんばかりに輝夜は息をつく。
貴方には落胆したわ、的な視線で見られる八意永琳は返す言葉なく絶句し、顔に微笑みを張り付けると、

「あら、間違ってコード類を全部千切ってしまいそうだわ」

その日、永遠亭にて花が散った(詩的表現)。












「……それで? どうして私にお声がかかるんだ?」

藤原妹紅は目じりを釣り上げると虫の居所が悪そうに、因幡に出された茶が入った器を円卓に叩きつけた。数滴の緑色の水滴が跳ねる。

「だって、仕方がないじゃない。あれから五日、部屋から出てこないのだもの。襖の前に膳を置いておいても、全く手をつけないし。それにあなただったら、彼女の部屋に許可なく入っても、問題ないしね」

動じず、永琳は語る。
嫌みたっぷりに言ったつもりだった妹紅は少し居心地悪くなって、目をそらした。

「このままだったら、餓死しちゃいそうな勢いなの。そうなったら、あなたも困るでしょう?」

「…………どうして?」

「そりゃ、あれでしょう。 餓死しちゃったら蘇っても体に栄養が足りないんだから再び死ぬ、またループしてしうんじゃないかしら?それに、好きな人が死んだら悲しいも―――」

瞬間、部屋の気温が急上昇する。ついでに畳が焼ける。

「畳が焼ける、のをついでにされては困るのだけど……」

明後日の方向を見ながら呟く永琳。どうやらお気に召されなかったたらしい。

と、円卓が真っ二つに割れた。それとともに何やらドデカイ咆哮が響き渡ったが、割愛しておく。
かんなでもかけたのかと思うほどその割れ方は素晴らしく、どこぞの半人半霊の切れ味と肩を並べられるかもしれないほどである。

シンメトリーに左右に倒れこんだ円卓を下に仁王立ちした妹紅は肩で息をすると、

「な、何を言ってる! わ、わたわた私は……」

気温と同じぐらいに急速で頬を赤く染め上げる妹紅。

「わたわた? そのオノマトペからはかなり慌てている様子を感じるわね」

「な、なにゅう?」

ただ単に永琳が変な難癖をつけただけなのだが、妹紅にとっては墓穴を掘ってしまったように感じたようで、思わず舌を噛んだ。

そして、妹紅はそのまま畳に倒れこむ。


「………………」

一時の静寂。
すると、力なく伸びていた妹紅の五指が力強く何かを掴むように握りしめられた。

「ぷはっ! ひ、久々に死んだぞ」

「平凡な会話中に死ぬのに立ち会うなんて、そうそう無いわね。ある意味いい経験だわ」

「舌を噛ませた方が悪い」

「舌を噛んでしぬ方が悪い」

しばらく二人はそれを続けていたが妹紅が疲れたように息を吐くと、はぐらかすように、

「と……とにかく、そんな感情、私にはさらさら無いんだからな。ほ、ほんとだぞっ!」

「あら、姫もかわいそうね?。 傷ついた心を誰も癒してくれず、誰も語りかけてくれないのだから。その心中……計り知れないわねぇ……」

「そ、そんなこと言われても、私は動かないんだからな。そもそも、お前がコードとやらを全部千切ったのが悪いんだろうが!」

「あら、話かけてくれたのが嬉しくて、抱きついてくるかもよ? 案外」

「なぁっ!?」

そこで喉を詰まらせてしまったのが妹紅の失敗だった。
永琳はここぞとばかりに笑みを深くすると、

「めったにないチャンスかもしれないわよ? それに、あっちに気があるかどうかも確認できて、一石二鳥じゃないかしら?」

「………………

「あら、小さくて聞こえないわね。 先ほどの割れんばかりの咆哮はどこに行ったのかしら?」

「…………」

「黙りこんじゃったの? はぁ、もうがっかりねぇ。もう少しやる気があると思ってたんだけど」

「こ、こん……」

「ん?」

「今回だけだからな!もうしないからな絶対に!」

襖を開けっ放しにして部屋を出ていく妹紅の後ろ姿を見ながら、八意永琳はふと思った。

―――はて、これで何度目かしらね、その台詞。











「今回だけ、今回だけなんだ!……うん、本当に」

自分に言い聞かせるように妹紅は呟きながら歩を進める。
先には、輝夜の一室。障子に何か細工でもしたのか、あちら側の影が全く見えない。

「おい、輝夜! いい加減出て来い!何をひきこもっているんだ!」

意を決して、襖を全開にする。そこで彼女の両眼に映ったのは―――






「あー!また負けたわ何なのこれいい加減勝たせてくれてもいいじゃない! あら、妹紅どうしたのああそうだわ来たんだったらプレイヤー対戦やりましょうストーリーモードは後でもできるわ!」

―――何やら黒いボックス状のものの表面に映る平面な女の子やら男の子に対して頭を掻き毟る蓬莱山輝夜の姿があった。

「あ、お、おまえは何をして……」

困惑し、眉間のシワを深くする妹紅に対し、輝夜は朗々としながら、

「あら、もしかして永琳の差し金? だったら残念ね! コードの予備の一つ二つ隠し持ってるわよ! 調子に乗って五日間もぶっ続けでゲームをやってしまったわ! ホラホラ、そんな所で突っ立ってないで。一緒にやりましょうよ!」

言うが早いか、後ろに素早く回り込んで背中を押し、部屋に入れようとする輝夜を尻目に、妹紅はぼんやりとした頭で考えた。


私って、なんのために、来たんだっけ?


次の瞬間、自失していた妹紅の足に力が入る。続いて、拳に力を込める。
輝夜は訝しげに、

「え、ちょ、なにをやろうとしているの妹紅?どうして拳を高々と突き上げてるの?え、兄貴はもういないってよく分からないんだけど?何、ドリルって。ねぇ、なんだか段々あなたがしようとしている事に気づき始めてしまったんだけど、まさかそんなことしないわよね? え、ちょ、だから、やめっ……!」

その日、再び永遠亭にて花が散った。

黒きボックスには、妹紅の拳が深々と突き刺さっていた。















「この蓬莱山輝夜には夢がある! 夢がある。夢がある。あらおかしいわ、もにたぁの調子が悪いのかしら。全然映らないわ。うふ、うふふふ」


うつろな目でカチカチと何かを弄る輝夜に妹紅は罪悪感を感じたが、反面、これでよかったのだとも思う。

そう、私は彼女を救ったのだ。これは一つの『カシ』と考えてもいいだろう。
きっと輝夜もこれからは常識的に―――


「……なんだか無理やり終わらせようとしている感があるわ」

ギクリ、と襖の方を振り返ると、広げられた襖の片側にちょこんと人の顔があるのを妹紅は認める。

「な、何だよ。仕方がないじゃないか、不可抗力だ永琳!」

「前より悪くなってるように見えるのは私の錯覚だというのね?」

永琳は咎めるような顔で妹紅を見つめる。妹紅も罪悪感の方が少しばかり勝っているのか、あとずさりした。

「まったく、なんだか悪い予感がして来てみれば……。案の定ね」

「う、うるさい!というよりその言いぐさ、こうなる事最初からわかっていただろ!」

「そんな事ないわよ。 少々面倒なことにはなっているとは思っていたけどね」

そんな事よりも、と永琳は視線を物言わぬ自動人形と化した輝夜に視線を移すと、

「まぁ、責任とってよね。というより、とりなさい」

「命令形!?なんで私が―――」

「あぁ、それとも『……責任、取ってよね……』って感じの方が言いのかしら? まぁ、実際に言ってもらいたいのは私じゃなくて輝夜の口からでしょうけど」

「なっ!」

妹紅の頬が紅潮し、その体も硬直する。永琳は「扱いやすいわ……」とつぶやいたが、どうやら妹
紅の耳には入っていないらしい。

「それじゃあ、何とか直しておいてね。私、いろいろと忙しいから」

「あ……お、おい!」

そう言って襖に静かに閉める永琳。何だ、主よりも大切なことって。
妹紅は追いかけようとしたが、あの様子じゃあこちらに手を貸すつもりはないだろう。

「あー、くそっ! 私にどうしろと……」

既に妹紅はいくつか試していた。とりあえず声をかけてみたり体をゆすったりそれでも反応がないからイラッときて拳を唸らせたりもしてみたが、結果はさんざんである。

何かないものか、と妹紅が考えを張り巡らせていると、ひとつあるものが浮かんだ。

「そ、それはさすがにないだろう、私……!?」

自分の思考を反駁する妹紅。
しかし、思い出すは先刻の永琳の『責任とって』、そして―――

「…………いやいやいやいやいやいやいや。それは、なぁ……」

腕を組み、妹紅は考え込む。ちなみに輝夜はいまだに『まだ点かないわねぇ、ほんと、嘘みたい。嘘? 嘘に味があったらどんな味なのかしら』とかぶつぶつ呟いているので集中を切らされることはない。


「…………するか」

幾度かの施行会議を行った結果、妹紅の決めた選択は、

―――する。もとい、やる。



そう決断し、妹紅は輝夜のマウントポジションを取る。
そのまま、両手を輝夜を包み込むように大きく広げると―――


「輝夜!」

―――そのまま、抱きついた。
深く深く。輝夜の胸の前で腕を交差させ、しかと掴む。
まさか、私が抱きつこうとはな。


「その、壊して悪かった! だから、そのぽっかりと空いたお前の心の穴を私が温めてやる。あ、案外、あったかいぞ?」

何を言われるか、何と思われるかが怖くて、目をつぶりながら告げる。だが、最後らへんは自分でも声が小さくなっているのが分かった。

「か、輝夜?」

反応がないのが不安になって、おそるおそる呼びかける。位置的に後ろなので、輝夜の顔は妹紅には見えない。

「か、かぐ……」

「うるさいわねぇ、聞こえてるわよ」

と、そこで輝夜が振り返った。小うるさそうに両の人差し指で耳穴をふさいで。

「ほら、動きづらいでしょ。もういいから」

「あ、ああ……」

クロスさせた腕をぺしぺしと軽くたたいて妹紅に腕を外すよう促せる。
自由になって立ち上がった輝夜は何事もなかったかのようにいつもの顔で、

「まったく、いきなり耳元で声を出さないでよ。吃驚するじゃない」

「わ、悪かった……」

「なによ、それ。もしかしてまだあれを壊したことを引きづっているの? ならもういいわよ。 運があれば、また見つかるでしょう」

「…………」

妹紅にしてみれば、抱きついたことだし、赤面の一つぐらいしてほしかったので気分が落ち込んでいるのだが、輝夜は気づいていないらしい。ちょっと、複雑なところである。

「…………まったく。永琳め……。心臓が破裂するかと思ったわ」

「ん、どうした輝夜」

「なんでもないわよ」

輝夜はそっぽを向いて言った。そしてそのまま妹紅が何度話しかけても妹紅の顔を見ようとしない。
それを見て妹紅は、ただただ首を傾げることしかできなかった。

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