東空落星

テンションによって方向性が変わるサイト。東方のことを書いてたりしているのでよろしくです。

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無題。 ……って書くと、何かかっこよく感じるよね。

まあ、このサイトでんなことかいても、気持ち悪いだけですが。
もう何書けばいいのか分かんねっぺ。

んなわけでss。
というより、この頃の更新速度の遅さからは考えられない拍手をたくさんもらいました。
本当に遅くてすいません。
で、内容は美鈴ssだったり。
え、予告したのはかなり前だろって?
いやぁー、書いてたらですねー……。

美鈴霖之助のssを書き始める。
        ↓
あああああああああああぁぁあぁ!サイレンが、サイレンがぁ!あ、あかいあm(ry
         ↓
……あれ、ssは?



やっぱ怖いよ。しねるよ。ゲームなんてするもんじゃない。
まぁとりあえず書きなおして霖之助をからませたssです。
ごめんよ、霖之助。お詫びとしては何だが、私を殴っていいk(ry

あ、あとありがたいコメントに返信。
待ってくださるという慈悲深い言葉を言ってくださって、ありがとうございます放浪ものさん。
とりあえず、書き綴ってますので、もう少しお待ちください。全体的に言うと、出るのは霖之助と四人だと思います。シルバーヘアーです。



つーことでタイトル。

『晴れ待ちの傘』


雨っつーことでレミリアやフランとか浮かぶけどこれは美鈴ssですよそういえばフラ霖ssはどこに行ったんだろうとか考えたら貴公の頭がくるくるp(ry


すいません、頭おかしいのは自分の方でした。
谷なし山なしとはこの事。無理矢理というのお正にこの事。
ちなみに咲夜さんが笑ったりしてたのは、不覚にも私が大爆笑したりしたからです。










雨の日は寒い。
体はもとい、心まで寒くなってくる。
雨よりも雪の方が確かに寒いが、雪には神秘的な何かがあって、見るたびに魅了され、飽きることが無い。
つまりは、暇なのだ。何も見るものもないし、何も来ない。
目の前には延々と雨粒が降り注いでいるが、それに話しかける事ができるほど私は心が春ではない。
こんな日でも紅魔館に入り込もうとする輩が偶に来ることもあるが、そこは門番。撃退しないといけないし、それに侵入されてしまったら、咲夜さんに何と言われるか。

まぁ、怒られる話、侵入されちゃうときもありますけど。

頬をパチンと両手で叩いて、自分の気をしっかりと持たせる。弱気になっては駄目だ。
門番の面目というものもある。これ以上、お嬢様たちに迷惑をかけるわけにもいかないだろう。

「…………おや?」

その時、雨粒が遮る視界の中、遠くに人影が見えた。
飛んで火に入る夏の虫とはこの事。誰かは分からないが、その足はまっすぐにここを目指している。
脳裏に、まさか魔理沙―――というのがよぎったが、あの魔法使いなら箒で来るはずだし、あれでも女の子。こんなに雨がひどい時に来るはずもないだろう。……前、来た気がするが。

彼我の距離は先ほどよりかなり縮まっていた。
人影の姿もより鮮明となっていたが、どうやら傘を差しているらしく(まぁ、当たり前だが)顔などはよく見えない。しかし骨格上、男だという事は分かった……気がする。
断定できないのは、それほど筋肉がついているようには見えないが、だからといって女性っぽいとも言えないからなのだが―――まぁそんな事、今から追い返そうとしている私には関係ないか。

「こんにちわ。こんな天気の時に、すまない」

館の門の所まで来ると、傘をさした人物はそう言った。
どうでもいいが、やはり男だった。筋肉質、とかそういうのではなく、普通の優しげな青年。
こんな人でも心の中は真っ黒なんだなー、と考えると私は悲しくてならない。

「用があって、来たんだが……」

「帰って下さい。さもなければ、実力で排除しますよ?」

男の言葉を遮るように、私は返しの言葉をつきつける。
男は困ったように頭を掻くと、

「まいったな……。どうやら、連絡してくれてないらしい」

「どういう意味ですか?」

「ああ、実は……。と、その前に自己紹介がまだだったか。僕の名前は森近霖之助という」

「そうですか。ちなみに、私は侵入者に教えるような名前はもっていません」

「これは手厳しいな」

苦笑している男―――森近霖之助にほんの少し私は気を緩ませた。
警戒を解いたからではない。なんとなくではあるが、この男が格闘やら弾幕を使う様を想像できなかったからである。

「それで、連絡やら用やらどうのこうの言ってますが、どういう言い訳ですか?」

「ははは。先日ここの給仕長の方に、館の図書館について話を聞いてね。興味があるものだから、どうにかそこの本を読ませていただけないかと相談したんだ。あいにくの雨なんだが、今日しか駄目ならしくてね。どうやら、図書館の司書に僕は嫌われているらしい」

「…………はぁ」

確かに、筋は通っている気はする。
パチュリー様はアレで気難しいし、気がつけば書庫の本が紛失しているのだ。できるだけなら、人には来てほしくないのかもしれない。だから、日時も決められているのだろう―――男の言葉を信じるのならだが。
よくよく考えると、本当にこの人は客人なのかもしれない。紅魔館も昔よりは門を広くして商人が来るようにもなったわけだし―――はて?


「と、いう事は、形式的に考えると、咲夜さんに招待されたという事に……?」

「まぁ、そうなるかな。しかし、形や型などは考える必要があ」

「こっちには、大有りなんです!」

はっ、と視線を感じて後ろを振り返って館の一角に目を向ける。
雨粒が視界を邪魔するのに苛立ちながら目を凝らす。
見つめた先の所には、誰もいなかった。雫の垂れる窓の内側は蝋燭が一つ灯りをともしているだけだ。
だが、私は確信していた。そうせざるを得ない。
紅魔館のメイド長―――十六夜咲夜は、いつまでたっても客人を館に迎え入れない、私を見下ろしていたと。

「……終わった……」

思わず私は膝をついてしまった。地面には雨がしみ込んでいて冷たく膝元に黒い染みができていったが、立ち上がる気力はいまだ出てこない。

「……包帯の準備でも今のうちにしとこうかしら」

「よく分からないが、ご愁傷様と言っておこうかな」

視界に入ったものに気づいて上を見上げると、霖之助がこちらに手を差し伸べていた。
下から見上げる男の顔は雨に少々濡れていたが、結構かっこいい。

「……ふん。気づかいは無用です」

私は差しのべられた手を一瞥すると、自分の力で立ち上がる。
手にも砂利がついていたので、逆の手を掌の上で滑らせて砂利を落とした。

「ははは、いや、すまない。 門番の方に連絡してもらうよう、頼むべきだったか」

「……いえ。客人かどうか見極められなかった、私の失態です」

こうなったら意地である。どうせ夜になる頃にはいつの間にかナイフが刺さっている筈なので、せめてでもこう言っておかないと、門番としての面目どころの話ではない。
だが彼は首を振ると、

「いや、こちらの考え不足だった。咲夜さんには、こちらから言っておくよ」

「…………え?」

思わぬ助け船に一瞬反応できず、私は変な声を出してしまった。

「え、えっと、あの……」

「それじゃあ、これ以上ここにいたらもっと君に迷惑がかかってしまうかもしれないから、もう行くよ」

私が言葉を言いきる前に、彼は館の中に入っていってしまった。
あの、扉を開けるのも私の仕事なんですが。


雨が止んだのは翌日の朝だった。
ずっと読み耽っていたのか、彼が門を開けて出てきたのは昼を過ぎたころだった。

「……やぁ」

「……くまがすごいですよ?」

眼の下の所を指でさするようにして彼に伝える。彼は頭を掻き毟ると、

「ついついのべつ幕もなしに読み続けてしまってね。気づいた時にはもう正午だ」

「パチュリー様に気に入れられたって事じゃないですか?」

「訊いてみたんだが、今度はいつでも来ていいらしい。あそこには、まだまだ魅力的な書物がある」

「まぁ、雨も止んだところですし、良かったじゃないですか。 ……あ、それと」

私は伝えたかったことを思い出す。彼に会ったらすぐに言えるようにと念頭に入れていたのだが、ついつい世間話をしてしまった。何故だろう。

「昨日はありがとうございました。おかげで、上司にも怒られなくて済みました」

私の後頭部に鋭利な物体が刺さってなかったという事は、彼が何か弁解してくれたのだろう。
間違いない。あの時感じた殺気は本物だったのだから。

「……いや、僕の方が悪かったんだ。 当然の行いをしたまで、だよ」

大きく口を開けて呆けた声を彼が出す。眠いのだろう。

「眠そうですね」

「そう見えるかい?」

「なら、さっさと帰ることにするよ」

彼はそう言うと、館から遠ざって行く。私はその姿を後ろから見送っていた。
昨日の時より視界も良好のためずっと遠くの彼の姿も見えていたが、次第に見えなくなった。
思わず、口から息が漏れる。

「……ふぅ」

「美鈴」

「わぁ!」

肩の力が抜けたすぐにこれだ。口から心臓が飛び出てしまったらどうするんだろうか。
私は門の方を振り返る。門が開く音も人の気配さえも認知させない完璧超人がそこにいた。

「びっくりしたじゃないですか咲夜さん。口から心臓飛び出たらどうするんですか」

「貴方、それでも死なないでしょう」

十六夜咲夜は唇を尖らせる。私はそれに苦笑で返した。

「で、どうしたんですか。 お嬢様のお世話は?」

「どうしたもこうしたも無いでしょうが。美鈴、お仕置きが済まされるのは今回だけよ?」

うっ、と私は息を詰まらせる。しつこい。

「何か言ったかしら」

「いえ、なんでも」

両の掌を振るようにして話を背けようとする。顔を垂れるは、冷や汗だ。

「……まぁいいけど。 いい?客人の顔を立たせるために何もしないけど、見抜けなかったのは貴方の失態よ」

「……はい」

長年の実感で分かる。これは、話が長くなりそう。
しかし、それは違ったと私はすぐ気付くことになる。

「それで、貴方に頼み事があるのだけれど」

「へ?」

素っ頓狂な声が漏れたのは仕方がない事だ。
あの、咲夜さんが頼み事?私に。
マジか。

「……なによその顔。私の顔に何かついてる?」

「……へ?ああ、胸についてるのは知ってますけ」

全速力で私は口に手を持ってく。そこで手をクロスさせれば、『まずいことを言ってしまった、聞かれてないよね?』ポーズの出来上がりだ。
大体このポーズをすると怪しまれるので逆に意味がないのだが、人間もとい妖怪なら誰でも自然とやってしまう行為である。

「なにもひってまへんよ?」

「……まぁ、私も忙しいから用件だけ言う事にするわ……変な美鈴」

ほっ、と内心私は胸をなでおろす。聞こえていたら客人の顔とか関係なく襲われるところだった。
そのことを考えると、変人扱いも何のそのというものである。

「……ぷは。 じゃあ、用件って何なんですか?」

聞こえやすいように口から手を離すと、咲夜さんは背中の方に回していた手を見やすいように胸のところまで持ってきた。

「これは彼の傘よ。忘れていったの。今度来た時に渡してくれるかしら」

咲夜さんから傘を受け取る。拭き取ったのか、昨日あれだけ雨に晒されていたという事実はそこから見えない。
確かにかなり眠そうだったから、傘の事を忘れてしまったのだろう。既に雨はやんでいたし。

「え、と。私が渡しに行くっていうのは」

「…………く」

私が首を傾げると、何故だか咲夜さんは膝を抱えてうずくまってしまった。

「あれ、咲夜さん、どうしたんですか?」

「く、くく、わたしがわたしに行くって……くふふ」

「は?」

「……なんでもないわ」

はっ、と気づいたように彼女は立ち上がる。
そこにあるのは、いつものメイド長の表情だった。

「今見たことを誰かに言ったりしたら貴方のベッドが火の海よ」

「……よくわかりませんが、怖いので黙っておくことにします」

口をふさぐのがいま最良の選択だと私は直感的に感じ取る。
それじゃあ、と咲夜さんは仕事に戻るのだろう、門を自分の体が入る隙間だけ開けると、

「ああ、言い忘れてたわ。 門番の仕事があるんだから、行っちゃ駄目よ? きっと向こうから来るから」

こちらを一瞬だけ振り返り、そう言った。
私は、持った傘をくるりと回した。













―――だが、次の日からまた天気が崩れだした。何日も雨が続く。
いつでも来ていいと言われたのだから、今度来るのは晴れているときだろう。
何より、傘が無いのだから来たくても来れるわけがない。予備があるかもしれないが、それならこの雨続きの日の間にでも来ているだろう。

私は待っている。
その手に彼の傘を持ちながら。

「結構、かっこいい人ですよねー、彼」

誰に話しかけているのだろう。私は。
雨か。それとも傘か。
しかし、この傘は付喪神というわけではないし、私は雨に話しかけるほど頭が春ではなかったはずだ。

「意外と、嬉しかったです」

私も、痛いのは嫌である。
だから、助けてくれたのにはかなり感謝している。
だが、それとは何かが違うものが、あるような気がした。

「早く来ないかなぁ」

雨空を、紅美鈴は見上げた。
雨は、まだ止みそうにない。











































































あとがき



山も谷もねえけど、オチすら無いじゃねええかあああぁ!

そんな事言われても仕方がないようなssを書き続けるウタカタです。とりあえずひとつ書き終わったので公開してみたりしました。遅れてすみません。
あと、ダジャレの方は気にしないでください。咲夜さんは駄洒落好きで瀟洒とかいうの書きたいなんて妄想引き起こしてないよ!

そんなわけで次の予告。リクエストssは?って視線を食らいまくりだけど気にしn(アッー
たぶん小悪魔ssかと。魔族ですよ魔族。なんか怪しい響きですね。あっち系の意味で。
それではでは。また会いたいです。

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この記事のコメント

シルバーヘアーと聞いて、すぐ予想が付いた私は異端でしょうか
今回のSS、原作美鈴の雰囲気が出てて良かったです。
たまには真面目な門番も良い!
2009-04-04 Sat 05:54 | URL | 放浪もの #-[ 編集]

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