東空落星

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だから僕は僕なんだ。

毎日を無駄に生きる。
それが俺クオリティー。

さて、きょうもssを一つ。
また短文なんですけどね。
ごめん、まったく面白くない短文です。
ははは。これだけが取り柄だぜ。
















「霖之助、勝負だ!」

「秘技、炒り豆クラッシュ」

「ぐはっ!」

鬼が現れた。
鬼は、彼によって倒された。














「うぅー。ずるいぞ、霖之助!弱点を攻めるなんて、反則だ」

そう言いながら、さっき豆が当たった場所をさする、萃香。

「これも兵法の一種だよ」

本を読む視線は外さずに、彼女に言い訳をする霖之助。

「・・・まぁいい。ところで霖之助。私へ何かプレゼントは?」

突然の彼女の物言いに、さすがに本を読むのをやめ、彼女を見やる。

「・・・僕が君に贈り物を送るなんて、寝耳に水なんだけど」


「質問を、質問で返すな」

ドゴッ

霖之助の頭を何かがかすめた。
ゆっくり引いていくそれが、萃香の右腕ということに彼が気づいたのは、少し後だ。

「くっ、こうなったら」

彼は炒り豆の入った袋を取り出した。

「これでどう」

「おおっと。あぶないあぶない。」

彼が取り出した袋を彼女は、一瞬の動作で取り上げてしまった。
最初は不意打ちだったから成功したのだ。
身構えている彼女に、霖之助ごときが豆を当てられるわけがなかった。

「くっ・・・」

「それじゃあ、ん」

そう言って、袋を持ってないほうの手を彼に向って伸ばす。
早くくれ、とのことらしい。

「まぁ待とう。しっかり今度は用意して」

「私は待たされるのが嫌いだ。それにお前、後にしたらはぐらかす気だろう」

彼の考えは完全に見透かされていた。

「さぁさぁ、どうした」

どうやら彼女は、この状況を楽しんでいるようだ。
顔はほんのり赤く、口も緩んでいる・・・と、どうやらこれは酒のせいらしい。

「よし、それならお酒」

「却下だ。ずっと残るもので、だ」

彼は驚愕した。
あの萃香が酒を断るなんて、と。
これで一番の最善策は消えた。

「…………そうじゃないか」

霖之助はその時、気づいた。
もう、贈り物をしていることに。

「どうした?」

「僕はもう君に贈り物をしている」

「なんだって?」

「それだよ、それ」

彼は彼女の手の先を指でさした。
そこには、炒り豆の入った袋があった。

「なにいってんだ。こんなの贈り物なんかに」

「君こそ何を言っている。自分で取ったんじゃないか。それに、それなら君は食えないからずっと残るだろう?」


彼女は自分の行動を思い出した。
その通りだ。理由はどうあれ、彼女は自分から、その袋を取ったのだ。
そして、炒り豆を彼女は食えない。

「つぅ??!お、覚えとけよ!また来るからな!」

彼女は恥ずかしそうに香霖堂を後にした。

「今度は店を壊さないでくれよ」

彼の後ろの壁には、大きな穴が開いていた。



























―――OMAKE。


「ふっふふ?ん♪」

「あら萃香。久しぶりね」

「おお、紫か。たしかに久しぶりだな」

「・・・あら、あなたがもっているそれって・・・炒り豆?」

「ああ、そうだが」

「あなたの弱点でしょ、それ。そんなの持ってどうしてそんなご機嫌なの?」

「ん??、お気に入りの人からもらった、からかな」

「ふーん・・・」

後日、霖之助からプレゼントをもらおうと紫が画策していたのは、別の話である。






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小説という駄文 | コメント:1 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

どうもはじめまして。
霖之助との絡み、良いですねw
これからも影から応援しますよ!
2008-04-21 Mon 00:07 | URL | 通りすがり #mQop/nM.[ 編集]

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