東空落星

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GWと聞いてやって来ました。え、遅すぎ?そんな嘘で(ry

絵の具の青ってすぐ無くなりますよね。なぜでしょう?
仕方なく、白に青を混ぜてスペック作りましたが・・・。どうも色が薄いですね、当たり前ですがw

一応リクエストssを書きあげました。
難しいですね・・・、はい。
それでは、橙ですよー。









「にゃ」

「何故猫がこんなにたくさんいるのだろう……」

彼の店は今、猫であふれていた。
そこらじゅう見ても、
猫。
ネコ。
キャット。
猫だらけである。

「にゃにゃにゃ?にゃぁ」

「すまない、僕に猫語を解読するスキルは身についてないんだ」

「狭い店だ、だって」

「?」

声のする方を見やる霖之助。
すると窓の桟に、橙が座っていた。

「何だ居たのかい、気づかなかったよ」

「だって、今来たんだもん」

「ところで、この猫の大群は何なんだい?」

そう言って、下の猫たちを指差す霖之助。
それに対し、橙は高らかに言った。

「私の国の、民衆たちだよ!」

「……は?」

いきなりのトンデモ発言に、霖之助は首をかしげた。

「どういう意味か、わからないんだけど」

「私はずっと思い続けてきた!この幻想郷に、猫の一休みできる場所はあるのか!否!あるわけがない!ならば作ればいい!自分の手で!」

「………」

駄目だ。興奮しているせいか、口調まで変わっている。

「………と、いうわけで、手始めに霖之助の店を領地にしてみたの」

「いやいやいやいやいや?手始めに僕の店を領地にするというのはおかしくないかい?」

「大丈夫。支配後も、特別に領地は預けておいてあげるから」

「その時は、完全に店の権利がそっちに乗っ取られてるよね?」

「猫たちには、一日三食ご飯を出してあげてね♪」

「そんな食費を、僕がカバーできると?」

「ガッツだよガッツ」

「根性で何とか出来るほど、世の中甘くないよ」

必死に理不尽な買収を食い止めようとする霖之助。
だが、橙は聞く耳を持たなかった。

「……仕方がない。奥の手を使わせてもらおうじゃないか」

「え?」

突然の霖之助の発言に、動揺する橙。

「これを使うと、猫たちは体の自由を奪われ僕の操り人形になる」

「わ、私の猫たちがそんなことになるはずないもん!」

精一杯の威勢を張る橙。
しかしその姿は、さながら仔猫のようであった。

「いくよ」

「………へ?」

彼の手には、単子葉植物イネ科エノコログサ属。
俗に言う、猫じゃらしが握られていた。

「そら」

「にゃにゃ!」

それを猫たちの視界に持っていき、縦に振ったり横に振ったりする霖之助。
猫じゃらしにじゃれる猫たちは、彼に操られるように四方八方動き回る。

「そ?らそ?ら」

「にゃにゃにゃにゃにゃ!」

奔走する猫たち。
何匹かが店の壁に当たって、上からホコリが落ちてきた。

「これで終わりだよ」

そう言って彼が次に出したのは、猫たちの大好物であるまたたびである。

「うにゃあ!」

またたび独特のにおいに、素早く反応する猫たち。
ちなみに、一番最初にまたたびを彼が出さなかったのは、体力を削っておかないといきなり飛びついてくる可能性があったからだ。

「よし…」

またたびの実を、強く握る霖之助。
そして、外に向かって、

「ふん!」

投げた。

「うにゃあぁ!」

またたびを手にするために、店を出る猫たち。
たった一つのまたたびを求め、戦いが起きるのは目に見えていた。

「さて。君の国の民とやらは、どこかにいってしまったようだね」

「り、霖之助が誘導したんじゃん……」

ぽつんと、一人だけ残った黒猫が悔しそうにつぶやいた。









「ところで、なんで君だけ追わなかったんだい?」

「私にだって、本能を抑えるぐらいできるもん!」






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