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これでいいのだろうか。2008-05-27 Tue 02:28
このごろ来る拍手のゆうかりん熱がすごいことになっております。
くそぅ、これは私に幽香ssを書けってことなのか!? ……ふ、ふ、ふ。だったら書いてやりますよ。 つか、ここの追記に載せたらぁ! そういうわけで、ゆうかりんssですよ。 あ、霊霖のももう少しで載せますよ。はい。 そういえば、タイトルつけるの忘れてました…。 ま、いっか♪うふふー。 あ、あと幽香のダレテメェ度が上限を超えています。スーパーハイテンションです(意味違っ こんなんゆうかりんじゃないやいと思われる方は最後まで読まずに戻るんだ。 いや、マジですって。 私は風見幽香。最強の妖怪。 時々、私は最弱に近い筈の、私と対極の存在に会いに行く。 一番最初に彼と会った時がいつなんて、とうの昔に忘れてしまった。 私は最強の妖怪。いちいち、そんなこと覚えてらんないもの。 だから、この胸にある感情が、いつ芽生えたかなんて忘れてしまった。 花の妖怪の私がそれを忘れるなんて、おかしな話なのだけど。 「こんばんわ」 「あぁ。君か」 私が彼―――森近霖之助の店を訪れた時、彼は読んでいる本から視線も外さずに、挨拶をして来た。 まったく、無愛想にもほどがあるわ。 「今日はどうしたんだい?」 「用が無かったら、来ちゃいけないの?」 「そういうわけではない。この頃の君はいろいろと持ってきてくれるからね。今日も何か持ってきてくれてるのかと……」 「エディブルフラワーを使った春巻き、とか?」 「そうそう。あれは味自体もおいしかったし、見た目もとても美しかった」 「あ、あらそう。それは良かったわ」 「だから、また持ってきてくれるのではないかと楽しみにしていたんだが……。少し残念だよ」 その物言いに、少しいらつきを覚える。 なに?私が来るたびに、そんなこと期待していたわけ? 「持ってきてなかったら、来ちゃいけないのかしら?」 「いや、そうじゃないんだ。あのときの料理が印象強くてね。つい、そう言ってしまったんだ」 「それでも、私にそういうのを期待していたのは変わりないのよね」 「そんなこと言ってな………」 「言ってるようなものじゃない!」 びくり、と彼の体が跳ねた。 少しばかり大きな声を出したから、驚いたのだと思う。 だけど、そんなこと気にしてなんかいられなかった。 なんで料理のほうが、私より印象に残ってるのよ! 「ゆ、幽香。落ち着いてくれ」 「貴方が私をどういった目で見ているか、よ?く分かったわ」 「い、いきなりどうしたというんだい?」 「あなたが悪いんじゃない!」 思わず、怒鳴り散らしてしまう。 でも、止められない。 「君の機嫌を損ねてしまったというのなら謝ろう。だからそろそろ……」 「そんな言葉で、謝罪できたと思ってるの!?」 「いや、だから………」 「だから、なにっ!?」 口ごもる霖之助。 その姿が、一層私を苛立たせた。 いつもは、最強である私に、普通に接してくるくせに。 「私だってね、来たくて来てるわけじゃないの!」 嘘だ。 本当は、いつだって貴方と一緒にいたい。 「ほんの少し興味が湧いたから、居てあげるだけなの!貴方、その事分かってる!?」 嘘。 こんなの、私の本意なんかじゃない。 顔が熱い。なんだって、こんな熱く感じるのだろう。 彼と会うときはいつもこんな気持ちになる。 胸がドキドキして、緊張する。 なのに――― 「いつも本ばっかり読んで、私を見ようともしない!何を考えてるの!?」 彼は、いつも私を見てくれない。 本を読んでばっかり。 だから、私は苛立つのだ。 「いつもいつも無関心で!私の事をどうとも思ってない!私はいつでも、あなたを見てるのに!」 …………あれ? 「なのに、私が何度来ても貴方は振り向こうともしない!私が何を言おうと、貴方は気づこうともしない!」 駄目。 駄目よ、私。 それ以上は――― 「わ、わ、わ私はっ」 言っちゃ駄目! 「いつだって貴方の事が、大好きなのに!」 目の前には、ぽかんとして口をあけている彼がいる。 店の少し奥にある鏡には顔を真っ赤にしている私がいた。 彼は私を、私は彼を、 見つめていた。 「………ッ!」 いつの間にか、私は真っ赤に染まった顔を押さえながら、店を出ていた。 走り去る時、後ろから彼の声が聞こえた気がしたが、無視して足を進めた。 ―――作者の懺悔室。 えぇ!?続きモノなの!?書いてた自分でびっくりだよ! ……まぁ。続きを書くかなんてわかんないんですけどね。 スポンサーサイト
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